






|
製作(G2) 撮影範囲設定

目の前 10数cm から無限遠、視差角度(輻湊角)約30度に至る、両眼像の融合可能な範囲があります。
この融合可能範囲の全域を、同時に融合することは不可能で、凝視点を中心に
一定範囲、融合視しています。
■ 両眼の視差像が融合し、一つの像として認識可能な視差範囲(パナムの融合域
panum's area)以外は、二つにずれた、二重の像として見ています。
融合域の前後で、二重像のずれる方向が反対になります。
■ 左右視差像の同時に融合可能な範囲(融合域)は約2度の範囲であり、この範囲内に、最短距離から最遠距離の視差を収めるよう、撮影する事が必要になります。 |

基線間隔(stereobasis)と撮影範囲
■ 遠景を含む 一般的な撮影範囲
[間隔:距離、1:50〜1:∞]→[視差角1度〜0度]から、
[間隔:距離、1:30〜1:∞]→[視差角2度〜0度]までの視差範囲(融合域)に設定され、視差角1度の場合「1/50ルール」、視差角2度の場合は
「1/30ルール」と表現されています。
■ 撮影範囲(視差範囲)2度の設定
肉眼と同じ 約7cmのレンズ間隔、2m先の被写体は、視差角2度になり、背景は視差角ゼロの無限遠となります。
■ 同様に 約7cmのレンズ間隔、1m先の被写体は、4度の視差角になります。この場合、最遠距離の背景が2度以上の視差角となる、2m以内に設定する事が必要になります。
※ 視差角4度:1/15ルール
■ 接写拡大写真、顕微鏡写真等、厚さの少ない被写体には、大きな視差角、5度〜15度が用いられます。
この場合も「近距離5度−遠距離3度」〜「近距離15度−遠距離13度」になる、2度以内の融合範囲で撮影します。
※ 視差角7度:1/8 視差角14度:1/4 |
融合範囲を限定する スリット形スクロール表示
動くステレオ,立体写真 (IE用marquee使用)
画像が「ずれている」場合は、”ここをクリック”して下さい。
安城七夕飾り No.0325 NAKAHARA

【立体画像の書割現象】
書割現象は、前後関係、相対関係は判断できるが、
個々の被写体に厚さの無い状態です。
この 立体画像(立体写真)特有のひずみは、
視差角(輻湊角)が不足する,平行撮影の場合に生じ易く、前後方向の空間が圧縮される為に起こる現象です。
被写体と撮影条件、不連続視差に注意!。 |
−8−

Copyright (C) Nakahara Design office. All
Rights Reserved.
|