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3D製作(G5-11) 立体画像編集

 

(A)patterngraph (B)wallpapergraph (C)repeatgraph (D)latticegraph (E)texturegraph
(G1)stereobasis (G2)stereoarea (G3)stereoshot (G4)stereophoto (G5)stereoedit
(H1)anaglyph color (H2)anaglyph type (H3)phantogram (H4)anaglyph shadow (H5)anaglyph photo


 立体写真(ステレオ写真)は、カメラ側による影響よりも 撮影方法と編集方法に 影響を受け易い写真です。
 立体写真は、視差情報を含む写真であり、視差方向と視差位置(結像位置)を補正編集する事が必要になります。

 
■ 撮影方向と視差方向の設定
 
両眼の目と目を結ぶ方向に視差があり、頭を傾けた場合は、その傾けた方向に両眼視差が発生します。
 立体写真の場合も、レンズ間方向に視差があり、その視差情報と同じ方向が 立体視する方向になります。

■ 立体写真を観賞するためには、写真を水平配置する必要があり、視差情報も水平方向に編集配置します。
 二度撮りの場合、垂直方向の位置変化は 視差方向の変化となり、フレームを回転、水平方向の視差に修正します。
※ この修正は、連結カメラでは生じ難い現象です。

撮影方向,視差方向の設定
撮影方向と視差方向の修正

■ カメラが上下方向に傾斜(画像の上下ずれ)、左右方向にカメラが傾斜(画像の回転ずれ)した場合には、
 左右で、写真の同じ場所(対応点)が、水平線上に位置するよう、上下修正、回転修正します。

上下方向,回転方向の設定
上下方向と回転方向の修正


■ 結像位置(画像位置)の設定
 
 両眼視差による立体感とは別に、立体像の結像位置を設定する必要が有ります。 結像位置は視線の交点(輻湊位置)に存在し、位置調整は画像間隔で行います。
※ 詳細は、「3Dの原理2」「3Dの原理3」で説明しています。

■ 並べた画像をビュアー等で立体視する場合、フレーム間隔と同じ間隔にある所が,フレームと同じ高度で結像します。
 つまり、左右2枚共にフレーム端より、同じ位置(B=B')にある場所が、フレームと同じ高度になります。

■ プロジェクター等により、画像を重ねて表示する場合の結像位置は、左目用と右目用画像で、同じ場所の重なっている所が、画面と同じ位置(高度±0)で結像します。

結像位置の設定
立体結像位置(輻湊位置)の設定 NAKAHARA

■ 表示位置(視線間隔)の設定
 
スライド・プロジェクター等、左右の画像を重ねて表示する場合、平行視と交差視が混在し、その拡大表示された平行視部分の左右像のずれ(視線間隔)が目の巾を超えると、立体視不可能になります。
 (表示位置と視線間隔の関係、重要な要素です。)

■ 35mmのスライドを50倍(対角80インチ)に拡大投影、最大平行視線間隔(対応点間隔)50mmに設定した場合、フィルム上(投影側)での設定差異は1.0mmとなります。
 
視線間隔50mm×(Film枠幅34mm÷投影幅1700mm)=1mm
 (視線間隔60mmの場合は 1.2mmになります。)

※ 表示画面より手前に結像する、交差視画像の画枠周辺(特に左右の画枠端)と、結像画像の相対高度が欠落する、“画枠歪”に注意して下さい。
 

【平面知覚現象 plane phenomena】
近くの物を横目で見た場合、両眼までの距離が異なり、左右網膜像の大きさに 違いが生じます。
大きさの違い、つまり、横方向の水平視差と、縦方向の垂直視差が発生する事になります。
水平視差で傾斜認識される面に、垂直視差を与えると、傾斜面が補正され、平面として知覚されます。


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