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3D原理(7) 分光視差方式

 

RDS表示方式 画像並置方式 重畳表示方式 減光遅延方式 視差分割方式
絶縁隔離方式 分光視差方式 偏光表示方式 波長分割方式 時間分割方式


■ 光はプリズムを使用する事で,屈折分光します。
このプリズムによる光波分離現象を利用して立体視する場合も、基本原理は、前記(3Dの原理1)と 同じです。
 水平分離された色の、各ポイント・ポイントの間隔(対応点の間隔)の違いが高度差となって現れます。

■ 分光の中心色を基準高度に他の色が結像します。
表示画面より離れると、結像位置の変化と共に高度差が大きくなり、立体感(遠近感)は強くなります。

原理図(A)


■ プリズムを通過 屈折した光は、波長(色)により、位置が変化し、目に至る位置変化となります。
 片方の目、または、両目にプリズムを使用する事で分光視差が発生し、立体視が可能になります。

■ 分光視差方式は、他の表示方式と異なり、カラー印刷物、カラー映像など、通常の二次元画像に高度差が発生し、立体視する事ができる、大きな特徴が有ります。

原理図(B)


■ 分光視差を ”片目”に与えます。
三波長表示(CRT,LCDなど)は、印刷物と異なり R,G,B,の三色に分離されて見難くなる場合があります。
 この場合、片目にプリズムを使用する事で、プリズムの無い側(分光されない側)の視情報により、補正改善されます。

■ 隣接色の影響を受け易く、隣接色間に分光差以上の背景色を配置する事で、効果的な立体感が期待できます。

■ プリズムの頂角(傾斜角)を大きくすると、立体感が強くなると共に、視線合せが困難になります。
 片目にプリズムを使用する場合、頂角30度以下、両目使用時には、15度以下の頂角が適しています。

■ 米国 クロマテック社のクロマデプス 3Dメガネは、青色が遠く、赤色が近くに見える様、配置された、鋸歯状の「ブレーズド回折格子」です。 ※3 w:0.032mm h:0.0012mm 2.15deg


背景と画像の色反転(ネガ反転)
No.8445 reversal color  NAKAHARA

ネガ反転画像 No.8445

分光視差による段階色、
表示高度の基本色 ”赤,橙,黄,緑,青,藍”
No.8420 depth color NAKAHARA

分光視差 No.8420


下図はクロマデプス,アニメーションです。
オンマウスで、前後方向にアニメーションします。
No.8550 depth Anime NAKAHARA

分光視差 No.8550


※1 頂角15度の三角プリズム(三稜鏡)の作り方は、「3Dの方法 5」で説明しています。[www2.aimnet.ne.jp/nakahara/3dart/3hoho5.html]
※2 クロマデプス(ChromaDepth)は、米国Chromatek社が開発したマイクロプリズム(ブレーズド)回折格子メガネです。[www.chromatek.com]
※3 参考文献(PDF): 3-D Vision with ChromaDepth Glasses
[www.ucke.de/christian/physik/ftp/lectures/chromadepth_english.pdf]


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