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3D原理(10) 時間分割方式

 

重畳表示方式 減光遅延方式 視差分割方式 絶縁隔離方式 分光視差方式
偏光表示方式 波長分割方式 時間分割方式 照明視差方式 立体知覚空間


■ 時間分割立体表示方式は、液晶シャッタ眼鏡方式,偏光フィルタ眼鏡方式,波長フィルタ眼鏡方式,などが有り、左目用画像と右目用画像を交互に切換表示し、専用メガネで左目画像と右目画像に分離します。

■ 時分割表示し、画像分離メガネで立体視する場合も立体結像基本原理は,前記(3Dの原理1)と 同じです。
 結像位置は、左右の画像を、同一面に重ねて表示する「3Dの原理 3」と同じになります。


■ 液晶シャッタ眼鏡方式
 
 アクティブ・ステレオ方式とも言われる、液晶シャッタ眼鏡方式は、左目用と右目用画像を交互に表示し、その画像表示に同期して液晶シャッタを開閉します。

■ 液晶シャッター方式は、飛び越し走査(インターレース)の奇数ラインと偶数ラインに、左目用と右目用画像を表示する、「フィールドシーケンシャル(field sequential)方式」と、
プログレッシブ等のフレーム単位で切換表示する、「フレームシーケンシャル(frame sequential)方式」が有ります。

原理図 interlace display system

原理図 frame sequential system


■ 偏光フィルタ眼鏡方式
 
 DLPプロジェクタ前面に偏光フィルタと,電気信号で偏光方向が90度変化する、液晶フィルタを重ねて設置します。
 左目用と右目用画像を 交互に、高速切換投影すると共に、液晶フィルタも同期制御し、偏光方向を変化させます。

■ スクリーンに正面投影された、反射光の偏光を、維持するため、鏡と同じ特性の、金属粉(アルミニューム粉末)を塗布した、「シルバー・スクリーン」が使用されます。

※ 図は直線偏光方式です。 液晶フィルタに[1/4波長板]を追加すると、円偏光方式になります。
直線偏光と回転偏光は、3Dの原理(8)で説明しています。

原理図 stereo projector system


■ 波長フィルタ眼鏡方式
 
 三波長表示のRGB波帯を二分割、6波帯に分光し、左目用(R1,G1,B1)と、右目用(R2,G2,B2)波帯に割当てます。
 左目用フィルタと右目用フィルタを貼付けた、円盤型フィルタを回転制御し、RL画像に同期投影します。

■ DLPプロジェクタで投影された,RL画像は、投影フィルタと同じフィルタで、左目と右目画像に分離します。
 この方式は、既設のスクリーンに投影可能であり、ドーム型のスクリーンにも投影可能な特徴が有ります。

原理図 interference filter system


★ 映画館で使用されている 3D映写システムは、次の3方式の時間分割 DLP(Digital Light Processing)方式です。
 
 1.Xpan-D → 「液晶シャッタ眼鏡方式」
 2.Real -D → 「偏光フィルタ眼鏡方式」
 3.Dolby3D→ 「波長フィルタ眼鏡方式」
 
これらの方式は、毎秒,片側24フレームを3回、左右各72回を交互に表示(毎秒144回の切換表示)しています。
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